歯科インプラント治療トップ > インプラント治療Q&A > Q.手術の成功・失敗はどう見分ければよいのですか?

Q.手術の成功・失敗はどう見分ければよいのですか?

A.インプラント治療の成功基準は以下のように定義されています。

・インプラント体とその上部構造が、機能的・審美的に患者と歯科医の両者が満足できる状態であること。
・インプラントに痛み・不快感・知覚の変化・感染の徴候などがないこと。
・連結していないひとつのインプランントが、きちんと定着して動かないこと。
・使用を開始してから1年以降の、インプラント体周囲の垂直的骨吸収が0.2ミリ以下であること。

逆に治療中・治療後に以下のような状態になった場合は、トラブル例として考えられます。
<手術中>
・しびれや知覚異常
顎の骨の神経を手術中の偶発事故によって傷つけてしまった場合、麻酔注射を打ったようなしびれがあります。
この神経は感覚神経のため、顎が動かなくなったり、顔の筋肉がひきつるようなことはありませんが、事故が生じてしまった場合には神経線維を回復させる薬剤やビタミン剤の投与による治療を行います。
神経を完全に切断してしまった場合には回復は望めません。

・上のトラブルが下顎で起こってしまうのに対し、上顎は鼻に近いため、不注意なドリリング(ドリルで骨に穴をあける)で鼻腔を傷つける可能性があります。
この事故の頻度はそんなに高くありませんが、他にも上顎洞(左右の小臼歯・大臼歯の根の先端あたり。上顎骨の中で鼻腔とつながっている空洞を指す。)に対する事故に関しては、感染を起こさないようにすることが大切です。
虫歯や歯周病から炎症が起こる場合もあります。

・血管損傷による出血事故
通常の出血は傷口を縫合し圧迫することで自然に止まります。
しかし、血栓をできにくくする薬を飲んでいる人は要注意です。内科医と相談の上、手術を行いましょう。

<治療後>
・上部構造
上部構造が舌や頬に当たる、機能しない、破損、不具合、ぐらぐらする、はずれる、咬めない、などの問題が起こる可能性があります。

・審美性
位置や方向が悪い、デザインや色調や形態が周囲の歯と調和がとれていない、歯肉がやせてインプラントの金属部分が露呈する、歯肉の形態が崩れて歯と歯の間が広がる、などのトラブルが起こる可能性があります。

・痛み、不快感
咬むと痛い、歯肉が腫れる、膿が出る

・医師に対する不信感や不満
上記のようなトラブルに対し責任を回避しようとする、定期検査が不十分、保証内容とトラブルへの対応などが医師本人の人間性の問題となって表れる可能性があります。

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